青年就農給付金ー6「申請の調整作業」

 大まかな概要と今後何をして行けばいいのか知らされた2012年春。

農務課の担当曰く、


「最終目標と申請は9~10月」と言われた。


うわっ、半年近くも先がメドなのか@@;。。。


 どうやら、流れ的には10月までに順々書類を揃えて欲しいというより、

10月にまとめてドンッ!!とすべてを揃え提出して欲しいらしい。


 なんでそういう風なのかよくわからないが、

いつから農業を始めたのか、又はそれに伴う書類の関係上、

出来るだけ「何年何月から就農した」というわかりやすい結果に

持っていってほしいとの事。

 農地・農機の取得、販路の取得など、それらの月日がずれると

いつから農家になり、就農したのかがややこしくなり、

申請の後押しが難しくなるそうで。。。


まあ、向こう(役所)も初めての制度で手探りなんでしょう。。

「先走らないで下さいね;;」って言われました。。。

言う通りにここはこっちも動くしかない。


 一気に動いたのが8月の終わりくらい。


「まずは農地の取得」

 父からの贈与という形になるが、これはさすがに専門家でないと

厳しいので、司法書士さんを頼りました。

かといって、事務的な手続きですぐ終わる内容じゃないので、

こちらも農業委員会の審査などに出向いたりと、やる事は多い。

 最終的に登記簿の移転が完了するのを10月に合わせて

もう8月から動かないと調整が出来ません。


「販路の確保」

 今まで祖母の名義で直売所に出荷していたので、

自分の名前での販路を確保し、それを証明しないといけない。

自分的には今後もこの直売所への販路を引き継ぎたい。

 しかし、以前直売記事で書いたように、この直売所、

「女性の名前でしか出荷出来ない」という、

訳のわからないルールがある。。。

そうでなければとっくに最初から自分の名前で出荷していた。

 でもそれが逆に、「自分はまだ就農していない」という

良い意味で裏目に出た。

つまり、僕が今まで農業をし、売り上げを得ていた証拠が無いのです。

農地は父名義、出荷は祖母名義。

自分が農業でほんのわずかでも所得を得ていた証拠は何も無い。

かえって好都合でしたが、問題はこの「女性出荷」という絶対ルールを

覆せるかだ。

 家族に誰も女性がいない以外、まずこのルールは変わらない。

新規出荷者なら、実績が無いのでと、尚更門前払い。

 出荷者登録した当時の自分もそう言われました。

なので、なくなく祖母名義で登録した訳です。

 
 しかし今回は状況が状況、是が非でも僕名義に変えてもらう。

わずかな売上だが、出荷3年目という実績と、

今回の名義変更の事情をひっさげ、直売所の店長を通し、

農協の上層部への直談判w

 幹部会議にもかけられたり、押しに押しまくってあらゆる手を尽くした。

結果、


「名義変更の許可が下りた」(ホッ。。


 これだけで1カ月半かかった;;。。。
 
JAの通帳も作り、出荷名義が祖母から僕に変わり、

その証明として通帳のコピー等の提出準備も完了。

たかが、何項目もある書類の一枚だけでこれほど手間がかかる。


「農機の確保」

 うちは小型管理機一台しかない。

それでも通るのだが、それが自分のモノだという証明を出さないといけない。

車やトラクターなら、「名義」として確固たる公的書類があるのだが

小型管理機程度に名義なんてものは、誰の物という証明がない。

 しかしそれを証明しないといけないから面倒だ。

公的な書式のあるものではないので、書士さんに相談し、

それっぽい書類を作ってもらった。

「譲渡契約書」みたいなそんな感じの書類。

○○(父)は△△(僕)に型番○○の耕運機を譲渡し、

その所有権は僕とする。

こんな感じの書類。実に面倒だ・・・。。


 あとはまあ、

「所得証明書」
「身分証明書」
「履歴書」




 次々と書類やら証明書を要求されたので、もう何を提出したのか

訳がわかんないくらい。。。


 「次は何をいつまでに用意すれば?」

そうやって農務課の担当との打ち合わせの日々。


 こっちも打って出た以上、引きさがる訳にはいかない覚悟を

決めているので半分ムキになるくらい、指示に喰らいついて行った。



 そして10月、

ファイル一冊はあろうかという、すべての書類を揃え、

日付が問題になってくる書類は一気に提出。


 やれる事は全部やった・・・。


これで必要書類は全部出しました。。。


で、


申請OK?


じゃ・・・ないんですよね・・・;。


 正確には申請はOKです。

申請・申し込みがOKなだけで、


「これでやっと本審査に入るのです><;」


あくまでここまでの大変な作業は、願書みたいなもの。。

「ここからやっと、申請者の審査が始まる訳です。」


 でも、ここまで来るのに何人も書類不備というか、

いわゆる「ふるい落とし」にあっている。。。

申請希望者で、うちの市だけでも40人くらいはここまでくるまでに

脱落している人はいるらしく、その数はやはり多い。


 ここから先は、もう市役所・農業委員会とか、お国とか、、

あっちでの話し合い・審査になります。


 やる事はすべてやったので、後は祈って待つのみ。。


すでに20万くらいの経費と、相当な労力と時間を使っている;;


給付金というより、ここまでの手当てを払って欲しいくらいだ><;


まあ・・これで落ちたら、正直何の得も無い今までの申請作業。


続く・・・。


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この記事へのコメント

しちふくや
2013年02月20日 18:03
こんなに就農することが大変だと知り、びっくりです。もっと簡単に申請して受理されないと農業する方が減っていきますよね。大変だと思いますが頑張ってください。
こばじろう
2013年02月21日 16:38
>しちふくやさん
こんにちは。
相互リンクの返信先に戸惑ってしまいご連絡遅れて申し訳御座いませんでした><;。
この場を借りて今後ともよろしくお願い致します_(._.)_
らい
2013年02月22日 12:32
先日、就農に関することを一元的に管理している機関へ相談しに行ってきました。
県独自の補助金や研修機関などについてもいろいろ聞けたのは良かったのですが、とにかく「野菜は大変だよ~~」と頻繁に言われました・・・農業を振興させる側がそんなことを言ってたら、新規就農する者いなくなっちゃうんじゃないの?って思いました(^^;

まあ、確かに農業は大変だし覚悟がいる仕事ではありますが・・・就農しよう!って気分が3割台ぐらいに落ち込みました(><(残り7割は会社員継続の気分)
こばじろう
2013年02月22日 13:00
>らいさん
いあ~無茶苦茶言われますよ^^:
僕はたまたまこの申請の前から、小口出荷とかやってて、その関係上農務課によく通ってので話を聞いてくれたほうですが、農務課はまだいい方ですよ。仮にJAとかで融資を頼もうもんなら、独身ってだけで門前払いとかザラです・・・;

後基本、給付金は希望者が多く、倍率がかなりオーバーしてるらしいので、早い段階で「ふるい落とし」をかけてきます。不正受給者や単にお金がもらえるって事で来る人も多いですからね;
「この人は本気なんだ」と思ってもらえるまでは嫌味を言われたり、話半分な扱いをされるのは我慢するしかないです><;
気楽に就農するのなら給付金を諦めるか、意地でも給付金をもらうなら強い意志と覚悟を見せるかですね。
身内がすでに農家なら、全く新規よりは信用性も可能性も高いと思うんですけど^^;

所詮はお役所仕事なので、不親切な事言われても、あまり気にしない方がいいですよ。